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体罰で処分の教員 昨年度過去最多に

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昨年度、文部科学省の調査で児童生徒への体罰によって懲戒処分などを受けたとされる公立学校の教員が4,000人になり、過去最多であることが分かりました。

文部科学省が全ての国立私立の小中学校や高校などを対象に調査を行い、学校側が把握している体罰が約4,000件であるという数値になっています。
その内体罰を受けた児童生徒については9,000人を越える事が分かりました。
このうち、停職や減給といった処分を受けた公立学校の教員は中学校で最も多く約1,800人に上っています。
小中高全体では約4,000人に及び前年より2,000人近く増えています。

また体罰が行われる時間帯などにも特徴があり、小学校では約60%が授業中、中学校と高校では部活動の時間帯に約40%と最も多く体罰が行われている結果となりました。
体罰による被害については、打撲を負った児童生徒が最も多く、続いて骨折やねん挫、鼓膜損傷、髪を切られるなどが挙げられます。

今回の結果について文部科学省の串田課長は「体罰を受けた男子生徒が自殺した事件から認識が大きく変わり実態の把握に繋がっているのだと思う。」と述べ、「先生も懸命に指導しているとは思うが体罰はあってはならない事。減らしていかなければならない」と話しています。


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